詰め物やかぶせには、保険でできるものと保険外(自費)のものがあります。
諸物価高騰の折、令和6年4月分より自費診療に対し金額を10~20%程度引き上げなければならなくなりました。
誠に申し訳ありませんが、ご理解のほど宜しくお願いいたします。
詰め物
詰め物には、歯を削って直接詰めるものと、歯を削った後に型を採って、技工所で詰め物を作り、2回目の来院時に、接着材で歯に着けるものがあります。
直接詰めるもの(保険適応)
コンポジットレジンは、主に充填する箇所が小さい場合に使われます。
歯が少し欠けたり、小さな虫歯があった時などです。
奥歯の場合は、噛み合わせた時に強い力が加わるため、割れてしまう可能性が高いので、基本的にはインレーやクラウンでの治療になります。しかし、場合によっては奥歯にコンポジットレジンを使うことも可能です。(保険適用)
このセメントも主に充填する箇所が小さい場合に使われます。コンポジットレジンに比べ、強度や耐久性は劣りますが、歯髄に対する刺激が少なく、フッ素も配合されているため、コンポジットレジンですべてを充填するよりも歯に与える影響は少ないと言えます。
技工所で作るもの(保険適応、保険外のものがあります)
インレー
また、コアと呼ばれる「かぶせの土台(支台歯)」の材料にも、金属系のものやレジン系のものがあります。
かぶせ(クラウン)
かぶせ(クラウン)には、前歯、臼歯いずれにも多くの種類があります。色調やその安定性、耐久性などにより様々な材料のものがあります。代表的な保険適応、保険外のものをご紹介しておきましたので、ご参考にしてください。